小波津式神経筋無痛療法研究会

人体の可能性

おはようございます、代表の小波津です。

私は最先端という言葉に魅かれます。最先端の〇〇!と触れ込みがあると気になりますし、新しいiphonが出ると欲しくなります。一方で、古くからからあるのもの発想にも興味があります。人間は文明が発展し便利になるにつれ、古代から持っていたはずの本来備わっていたものを失っているように思います。

最近歯の数が少ない子がいると聞きます。柔らかく食べやすいものを食べるようになり奥歯の必要がなくなったからだとか?同行した日本人には見えないのに、モンゴルの放牧民は何キロもずーーーーっと先の建物まで見えるという場面をテレビで見たことがあります。必要であれば進化するし必要なければ退化していってしまう。

わが家の愛犬はヘソ天でイビキをかいて熟睡していても、ピンポンが鳴ったら瞬時に飛び起きてダッシュして玄関を見に行きます。よくそんな急な動きができるなあと感心します。野生の動物は身体の具合が悪いときに本能でその体調に合った野草を食べて治すという話を聞いたことがあります。だから人間だけでなく動物にもすごく興味があります。小波津式神経筋無痛療法を勉強してくれている人には意味がわかると思うのですが、人に対して感じる施術の際のあたり感・反射弓をわが家の愛犬にも感じ取ることができます。犬にも人間と同じく骨や腱、筋肉や神経がありますから。

現代のように便利なものがなく身体一つで生きていたもっと昔の人間は今の野生動物に見れる本能や身体能力を備えていたのでは・・・。ウサインボルトよりはるかに速く走れる人間がいたのでは?であれば、古代にはなかったような器具を使った筋トレではなくもっとシンプルな他の鍛え方があるのでは?本来の機能を取り戻した人間が今の最新の靴を履けば想像を絶するスピードで走れるのでは?動物や古代の人間のことを考えることで、現代の人間にもその本来備えていたはずの能力を取り戻せる可能性があるのではと思ったりするのです。人体って本当に興味深くて面白い。

ヘソ天で爆睡するわが家の愛犬。この状態から瞬時にダッシュですよ、かつて獲物を追ったり追われたりしていた時代には人間も準備運動なんてしなくてもケガもせず即座に動けたのかも?

 

 


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