小波津式とは?

小波津式
   

小波津式とは?

小波津式神経筋無痛療法とは

 

一言でいうと、『脳・神経にアプローチし瞬時に体を変化させる手技療法』です。

神経の伝達を速やかに改善し、身体の機能を回復させます。

私たちの身体の機能や活動のすべては、神経の伝達によって行われています。

ケガや病気、疲労などが原因でこの神経の伝達がスムーズにいかなくなってしまうと、本来の身体の機能が発揮ができなくなります。

神経の伝達がスムーズに行えるようにしてあげれば、身体のさまざまな機能(関節可動域、筋力、血液やリンパの循環など)の低下が改善に導かれていきます。

そして、身体のさまざまな機能が回復すると共に、痛みや痺れなどの症状も改善に向かっていきます。

 

そもそも『痛み』とは?

皮膚や筋・筋膜・腱・靭帯などにあるセンサーが損傷やストレスの刺激を受けて、それが脳に伝わり「痛い」と判断します。

筋肉には【関節を動かす】そして、負担を吸収し【関節を守る】という二つの役割があります。

この【関節を守る】役割によって筋肉が正しく動いていれば、『痛み』が出ることはありません。

また、体重や筋力が『痛み』に大きく影響すると誤解されがちです。

実は体重や筋力は、『痛み』においては特に重大な問題ではありません。

骨や関節に問題があり、さらに筋力があまりなくとも、筋肉を正常の状態に整えることで『痛み』に対応することができます。

私たちの動きのすべては、神経の伝達によって行われています。

ケガや疲労などが原因で、この伝達はスムーズにいかなくなってしまいます。

その結果、本来の動きができなくなります。

このようにして本来の動きができなくなった筋肉に対し、本人の意思が関係しない“反射”を使って、正しい運動反射弓を創り出します。

すると、神経伝達が正常に回復されるので、当然筋肉は正常に働きます。

筋肉が正常に働くことができれば血流も改善されるので、ケガや不調、そして『痛み』が劇的に解消されます。

さらに神経の伝達がスムーズに行われるように回復すると、全体的な連動性も高まるのでパフォーマンスの向上につながります。

この一連の施術を無痛で行うのが“小波津式”です。

なぜ無痛で行わなければいけないのでしょうか?

施術中に『痛み』を感じてしまうと、その瞬間に体の防御反応が働いてしまい、施術の効果が無くなってしまうからです。

 

小波津式総論

①基本概念

小波津式神経筋無痛療法総論
固有受容器を刺激し、中枢への求心性情報伝達を行う。その結果必要な規模・部位でそれに見合った遠心性情報伝達を誘発し、神経伝達物質(アセチルコリン)の分泌を回復させる施術手技。

簡単に言うと、「神経を刺激し、筋肉の状態を改善する手技療法」

『痛み』とは

●外力や損傷・ストレスなどの刺激
●皮膚や筋・筋膜・腱・靭帯などにあるセンサー(侵害受容器)
●脳に伝わり「痛い」と判断

いわゆる筋痛症(筋・筋膜性疼痛症候群)が圧倒的に多い

筋・筋膜性疼痛症候群

【ヘルニアなど】
神経由来と考えられていたものが、筋肉の施術で痛みやシビレが改善するケース多数。

【変形性関節症】
軟骨の再生が見られなくても、筋肉の状態を改善する事で痛みや可動制限が改善する。

DATE

骨や軟骨に問題があるのではなく、痛みの原因は「筋肉」 にあるのでは?というデータが多く出ています。

筋肉の役割

  1. 筋肉には力を発する(関節を動かす)

  2. 負担を呼吸する(関節を守る)

筋肉の役割
骨や関節に変形などの問題があったとしても筋肉が 弱くても、悪い状態にある筋肉を正常の状態に整えてやればほぼ『痛み』に対応することができる。

②筋収縮システム説明

キーワード:アセチルコリン

✔脳や脊髄からの電気信号(神経インパルス)
✔その電気信号を受ける所を「神経筋接合部」
✔神経筋接合部から「アセチルコリン」分泌
✔神経と筋の伝導が良くなる
✔その状態が脊髄から脳に情報伝達
✔運動器官である筋肉に充分な力が入る

アセチルコリンの分泌が低下すると??

アセチルコリンの分泌が低下すると??

筋収縮システム

筋収縮システム

③痛みの解説

  1. 【炎症性の痛み】
    じっとしていても痛い

  2. 【慢性の痛み】
    立って身体を支えているのも、身体を動かすのも痛い

  3. 【代謝性の痛み】
    力を入れていないのに、ただ関節を動かすだけでも痛む

1.炎症性の痛み「じっとしていても痛い。」

主に打撲や捻挫、肉離れなど外傷を受けた際に出る痛み。損傷した組織の細胞を取り除くためにマクロファージが出される。マクロファージが壊れた組織を取り除く際に炎症物質を置いていく。じっとしていてもジンジンと痛み、負荷をかけると凄く痛い状態。

2.慢性の痛み「立って身体を支えているのも、身体を動かすのも痛い」

立って身体を支えているのも、身体を動かすのも痛い。筋肉を使わない限り出ない。「筋肉が足りない?」「体重が増えてしまったから?」

原因

中枢からの命令が神経を通って筋肉に伝わる

神経からの命令1

疲労してくると..

神経からの命令2

さらに疲労してくると..

神経からの命令3

神経が正常に働けていないので、トレーニングやストレッチを行っても効果は薄い。

3.炎症性の痛み「力を入れていないのに、ただ関節を動かすだけでも痛む」

動かしただけで痛みが発生するので、骨や軟骨がおかしくなったと思う方が多い。
関節の動くスピードに筋肉や腱の働きがついていけない時に出現する。

繰り返しの動き

キーボードを一日中打つ

スポーツの反復動作(スイング、スパイク等)

過度な負荷

筋肉や腱の働きが低下

関節を守るために滑液が大量分泌(関節の動きを滑らかにするための液)

周囲にあふれ痛みを出す:代表例手の腱鞘炎

ついつい無理をしているうちに悪化

原因が仕事や家事から来ている物が多い

簡単に休ませられないことがほとんど

④痛みの改善法

それぞれの解消方法

1.炎症性の痛み

炎症物質の吸収がカギ。 毛細血管を早期に開栓させる必要。
周囲筋の機能と代謝力を上昇させ、毛細血管を開栓。
同時に筋肉の関節を支える機能を上昇させ、痛みなく動かすことが可能。

→早期荷重、運動が可能。筋委縮予防。治癒促進

「ケガ以降ずっと違和感がある」 「捻挫癖がついてしまった」 というのは筋肉の働きが正常に戻らなかった為。

2.慢性の痛み

神経伝達のズレが原因。
疲労し、機能しなくなった筋にアセチルコリンを分泌させる様に働きかける。

筋肉の働き正常化

神経伝達のズレが改善。

長期に渡りズレを記憶している場合、
なかなか自分の治癒力だけでは改善することが難しい状態。

3.代謝性の痛み

筋肉や腱の動きが関節運動についていけなくなるのが原因。
一定期間安静にすれば、滑液も吸収され痛みは軽減。
しかし、筋肉や腱の機能が落ちていると簡単に再発。

→腱鞘炎が難治と言われる理由の一つ

筋肉・腱自体の機能を回復させてやる必要が有る。

POINT

筋肉の機能を回復させる必要がある

会話アイコン

でも休息や睡眠で筋肉回復するんじゃない??

休息や睡眠だけでは筋肉が回復しにくい理由

固定化された神経伝達のズレを脳が覚えてしまっている慢性の痛み

筋の代謝キャパシティの低下

筋の代謝キャパシティとは??

✔運動単位。神経筋接合部の数
✔神経支配比
✔小さい→精密な動き。疲労しやすい 手・眼球・舌
✔大きい→大まかだが力強い。大腿部・腓腹筋
✔腓腹筋(内側) 100万本筋繊維 運動単位579個

この579個の運動単位、疲労すると機能低下。
この低下した運動単位が休息だけでは回復しにくい。

⑤施術法の特徴

一般的な施術法

様々な方法で、「良い状態を作る」
それにより痛みやバランスの改善

→その後クライアント側で良い状態に見合った身体の動きを再構築

治りにくい人、慢性的に不調を持つ人は、その状態が「普通」になってしまっている。(アセチルコリン分泌低下など)
良い状態になっても、そこに戻ろうとしてしまう。

→再構築できない(治りにくい人)

小波津式

✔神経の伝達システムに直接アプローチ
✔「良い状態」を作りつつ、神経伝達の再構築を行う事が可能

⑥施術法の実際

治療法の実際
固有受容器を刺激し、中枢への求心性情報伝達を行う。その結果必要な規模・部位でそれに見合った遠心性情報伝達を誘発し、神経伝達物質(アセチルコリン)の分泌を回復させる施術手技。
※末端の受容器を刺激し、筋肉の機能を改善している様子

基本

身体各部に応じたポジションを取り、反射を利用して筋機能を改善していく。

複数の手法を組み合わせ、適切な施術プログラムの構築

応用

「身体は全て神経で繋がっている」という考え方の元、どこの痛みでもどこからでもアプローチ可能にしていく。

脳は最大の神経ネットワークの集合

⑦まとめ

✔身体の動きは全て「筋肉」が行っている

✔筋肉は神経からの神経伝達物質「アセチルコリン」がないと働かない

✔アセチルコリン分泌低下 →筋肉の正常な働きの低下

✔筋肉が正常に働けなくなると様々な症状が出て来る

 

そこに対応できるのが
「小波津式」